間に1泊2日で母と京都に行ってきた。
旅行の目的は、「光の賛歌 印象派展」。
モネの作品が中心で、他にはシスレーやピサロのが多かった。
印象派って情緒的に色をばんばん置いていくイメージを以前は抱いていたけれど、
ありのままに見た色をありのままに置いた結果があの作品達なのだと、
一人の作家の色んな作品を鑑賞することで理解することができた。
なんだか、卒業制作にも共通する点があると感じた。
「この部分の色には、この色とあの色とその色が含まれている」
という見方は共通していると思う。
印象派は光を追っていくものだから、色を直接追った卒業制作とは厳密には別物だけど。
以前抱いていたイメージは、フォーヴィスムのほうだったかも。
印象派画家の作品も素晴らしかったし、
加えて思いがけない収穫だったのが、前章として展示されていたターナーの油画とクールベの作品。
ターナーの油画作品を見るのは初めてだったので、初っぱなから目をかっ開いた。
会場の京都文化博物館には別館から入ったのだけど、日本の洋館がとても好きでテンションが急上昇した。薄暗くした中でランプの展覧会も開かれていて興味をそそられたので、印象派展の後に鑑賞した。
以下、ホテルでの落書き。旅行時(滅多に行きませんが)ごはんをメモすることが多い。
印象派展の会場近くにあったフランス発のパン屋さん。
付近で和紙の専門店も発見。
南禅寺からホテルまで歩いて帰る道中で入ったパンケーキ屋さん。
3枚のバターミルクパンケーキは母が注文したもの。分けて貰った。
翌日の帰り道で入った喫茶店。(これは実家での落書き)
母はこの喫茶店のパンケーキを食べたかったらしく、前日のお店は「何でもいいからパンケーキを食べたい」と入ったお店。直後に周辺で目当ての喫茶店を見つけて2人して肩を落とすも、京都を発つぎりぎりで別の店舗を発見し、「今しか無い!」と母を説得して入店。
(その喫茶店は初見だったけど、テレビでの評判を母から聞くうちに私も行きたくなっていた)
母が注文したパンケーキ、私が注文したフレンチトースト、お互いに分け合って食べた。期待通りの美味しさだった。
そんなこんなで京都観光を終え、
岐阜で一息つき、本日愛知に戻ってきた。
4日間の間に何があったのか、自転車が行方不明になっていた。
自転車紛失なんて初めてだぞ…
すぐに交番に行って届け出た。
かの駐輪場外移動の件もあったし、近々こういうことが起きるだろうなと防犯登録番号を控えておいて正解だった。
帰省前日には自転車屋さんで点検して頂き、書類も控えてあったし。
最近自転車を使っていなかったし、駐輪場に置いてもどうせまた外に出されたりするんだろうと疑いながら生活するぐらいなら、いっそ無いほうが良いのかな…。
戻ってこなかったとしても、自転車代だけ残しておいて必要になってから買えばいいかなとも思ったり。
会場のシフト中、ある来場者様が私の作品について尋ねられた。
『石のいのち』…「石にいのちがある」とはどのようなことか。
「石はもともと地球の一部で、
地球自体がマントルの活動によって生きている。
それぞれの石の色や形そのものが、そうして生きてきた『いのち』の足跡なのだと、
私は考えている」
このようなことを答えると、その方はとても共感してくださった。
なんでも宇宙や星座について研究されているとのことで、
・石も私達生物も、根本はみんな宇宙である
・地球に起きた数々の偶然は、まさに奇跡である
(太陽からの距離、地軸の傾き、等)
・もし、太陽が無かったら…?
・地球上の水の、ほんの、ほんの一部によって、私達生物は生きることが出来ている
等々、壮大なお話を色々教えて頂いた。
こうした科学的視点から宇宙や地球を見ることがあまり無く(私の場合、どちらかというと情緒的に捉えていた)、しかしどれも少なくとも一度は、過去に何処かで聞いたことがあったような覚えがある。
初めて知ったというよりは、忘れていた。
教えて頂いた内容について忘れていたのもあるし、
こうした視点から見るという行為自体をきっと忘れていた。
卒業制作としては視点が中途半端になるのを避けたかったので、結果的にはそれで良かったと思う。
だけど今後何かについて考えるときは双方のバランスを意識せねばと考えさせられたし、
純粋に、科学的視点での宇宙や地球についてもっと知りたいなと思う出来事だった。
また科学館に行きたいな…。
先月28日に誕生日を迎え、22歳になった。
各所でお祝いの言葉を頂けてとても嬉しかったし、
これから1年間をかけて22歳を全うしようと気を引き締めることが出来た。
誕生日を含めて5日間ほど、実家で過ごしていた。
気分転換になって、帰って良かったなと思った。
昨日愛知に戻ってきたところ。
そして本日は卒業制作展の搬入。
明日から日曜日まで開催します。
私は金曜日と土曜日の午後辺りに会場にいる予定、です。
(会場滞在予定の連絡がぎりぎりになってしまい、すみません…)
皆様のご来場、お待ちしています。
これからは一般賃貸住まい。
今日で2日目。
早速、
ポストの中がえらいこっちゃになっていたり、
自転車が駐輪場外に出されていたり、
その他諸々で動揺して涙目だけど、
くじけない…くじけたくない…
これまでも(一応は)一人暮らしだったので、
住む場所が変わるだけという感覚でいたのだけど、
建物変われば勝手も変わる。
土地異なれば空気も変わる。
それに、親のお金で生活していたのから、
自分で働いて生活するようになるわけで。
各種手続きに戸惑いを隠せない…。
本当にやっていけるんだろうか。
実家に帰ることを選んでいたなら今頃は、と思わなくも無いけど、
せっかくの自立の機会を逃したら、
今後かえって家を出るタイミングを見失いそうで。
自分の選択に責任を持たないと。
そんなこんなで荷解き中。
寮は最初から収納要素が色々あったけど、
一般賃貸はそういうわけでは無いので、
収納家具を買わなきゃいけないんだよなあ…自分のお金で。
入れ物が無いと片付かない。片付けようがない。
部屋の中のちょっとの移動でも、びくびくしながら歩く始末…
学部・院を今年度卒業する学生全員(おそらく)が出展予定です。
日にち:2014年3月4日~9日
会場は愛知県美術館と学内との2会場ありますが、
私のは(このまま変更が無ければ)美術館にて展示する予定です。
詳細は以下のサイトに記載されています。
http://www.aichi-fam-u.ac.jp/ja/info-art/item/900-25-.html
会場でのシフトは未定です…。
美術学部の全専攻の作品が集まります。
とてもボリューミーですので、楽しんで頂けるかと思います。
今後追加の連絡事項等がありましたら、このブログにてお知らせ致します。
宜しくお願い致します。