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あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


 今年の年賀状にはこちらをお送りいたしました。
 どこかで誰かから飾りリボンを贈ってもらった龍の子。
 この贈り物に込められた想いが、旅する先々で誰かの幸せへと繋がっていくのでしたら、とても素敵なことだなあと、そんなことを考えながら描きました。

 実は12年前の龍の子と同じだったりします。



 当時はスマホを持っていなくて、携帯メールに送れる大きさに編集したんですよね。
 龍の子だけコピックで描いて合成しました。懐かしい。
 あの頃生まれたてだった龍の子は、時を経て少しだけ大きくなりました。

 当時の絵も今回も、親や祖父母が使う年賀状と共通でして、文字の書き込み位置をはじめいくつか制約が設けられています。(詳細は過去記事にて)
 今回はメインとなる龍の子を中央より下ぎりぎりに配置しつつも、普段の一枚絵に近い構成にしたりとだいぶ自由に描かせてもらいました。
 印刷用は上の方の白いエフェクトを省いて、濃色のペンで文字を入れてまとまるようになっています。

 例年なら試しの専用紙に何枚も刷っては色彩調整を重ねるところですが、今回は一度で目的の色になりましたので、だいぶ助かりました。
 お受取くださった皆様、SNSやこの記事でご覧くださった皆様、本当にありがとうございました!



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 前回記事「石鹸作り」にご好評いただきありがとうございます!
 あれでメインの石鹸作りは終わりましたが、その過程で余った欠片がありました。



 着色用に作ってあった、赤、黄、青の石鹸。
 この記事は、こうした欠片を再利用した記録になります。




 6回目の石鹸作りのあと、使い終わった紙コップに欠片を適当に割り入れました。




 電子レンジで溶かして、こんな感じ。
 だいたい思い通りの色にできたかな?




 熱いうちに、クッキングシートに流します。




 手でまとめて丸めてから、ぬるま湯で洗いました。
 石のような見た目の石鹸。キット付属のレシピを参考に作りました。




 うまく剥がせなかった石鹸や、紙コップに残った石鹸を、付属のプラスチックナイフで掻き出します。




 少し温め直したんだったかな? 丸めて洗ってふたつ目が完成しました。

 このとき、あえて黄色をほとんど使いませんでした。
 また、冷蔵庫の中には歴代の欠片たちも眠っていました。青緑や、彫刻で削り落とした灰色などなど。手で触りすぎてしまった、贈り物には混ぜられない欠片です。
 そうしたものを寄せて集めて溶かして混ぜて、ひとつにしました。



 ひとつにしました。
 白も混ぜて、水回りで使っても抵抗感を覚えにくい色になんとか仕上げた……つもり。
 こちらは自宅で使っています。

 こうして材料のグリセリンソープを全部、本当に全部を使い切りました!
 着色料とラメは残っていますので、石鹸以外の何かにも使ってみたいと思います。



2ヶ月ほど前、旧友から誕生日プレゼントを頂きました!
 学研さんの「きらきら宝石せっけん」(公式サイトへのリンク)

 材料を溶かして着色して固めて楽しむ知育玩具です。
 先日、材料のグリセリンソープを使い切りました!



 石鹸作り6回目、最後の石鹸。こちらは卒業制作と称して先程の友人にお贈りしました。


 -----以下、ここに至るまでの過程-----




 1回目。着色の感覚がまだ上手く掴めなくて、思ったよりも明るい緑になりました。




 このときは絵皿に着色料を置いて、楊枝でとりながら混ぜていました。
 途中、気分で白の着色料を直入れしたら沈殿してしまいました……。濁色は重い。当然。




 2回目。流し込む型の下に白紙を敷くと、作った色が見やすくなって捗りました!
 色の層を作ってみました。削ったクレヨンで着色した蝋燭作りを思い出しながら。




 型の凹みに気付かなかったもので、少し抉れた形の仕上がりに。




 透明色と不透明色の差をつけて楽しんでみました。




 3回目と4回目は同時に。
 着色用に赤、青、黄の石鹸を作っておくことで、中間色が作りやすくなりました。着色料を材料の石鹸で稀釈しておく形ですね。付属のプラスチックナイフで削り入れて使いました。




 4回目(右)は彫り物になりました。
 ソープカービング、さらに言えば立体カービングフラワーは奥の深い世界ですね。
 果物ナイフを使って彫ってみました。彫刻があまり得意ではないので、形にするだけで精一杯。




 5回目。クッキーのアイシングっぽいことを試してみようと思い立ちました。
 しかし溶かしたばかりの石鹸はアイシングよりも柔らかく、少し固まった石鹸はアイシングよりも固く、とても線を描くことはできず。
 細い線を描けたら七宝焼きみたいなことができるかなと思い描いていたのですが、難しそう?

 ところでピンクの色味が気に入っています。付属のラメも使ってみました。
 こちらも友人が受け取ってくださいました。




 そうして再び6回目。
 やっぱりどうしてもアイシングがしたい。手順を調べ直して試みるも、石鹸の性質が変わることはなく(当たり前)。
 方向性を変えて海っぽく仕上げました。空想の海。

 石鹸作りを通して考えて試して学んで、これぞ知育玩具! と感動しました。友人本当にありがとう!
 先に訪れた彼女の誕生日には、遊べる入浴剤「あわっぴー」を贈りました。ノリに付き合ってくださる友人に感謝!



たいへんご無沙汰しております。
 先日に誕生日を迎えまして、友人・音音寝眠さんが透明水彩とカーディガンをお贈りくださいました。音音さん、本当にありがとうございます!

 透明水彩はこちら。シュミンケさんの分離色。ホラダム透明水彩絵具スーパーグラニュレーティングカラー。



 前にシリーズが出ていたことは存じ上げていましたが、手に入れられる機会は今後ないだろうと思っていました。今回の再販を知ったときに、ちょうど音音さんがプレゼントのリクエストをお尋ねくださったので相談したら、プレゼントに入れてくださいました……土下座……。

 という経緯もあり、音音さんのご創作『ポルとルズアの二重奏』の主人公ポルさまを、この三色で描かせていただきました!


(※クリックで拡大)

 使用紙はアルビレオ。線画はPCで描いたものを印刷。思ったほど線画が溶け出さなくて塗りやすかったです!
 パレットの上で紫系統「ツンドラバイオレット」を分離させて、出てきた橙色で髪を着色したり、別紙の試し塗りから筆で青い色を掬って着色したりと、透明水彩の自由性を改めて実感しました。



 写真。この粒子感も気に入っています。

 音音さん、このたびは本当にありがとうございました!


 おまけ。
 あれから、ずっと気になっていた海綿を迎えてみました。



 上の黄色いのはカラーインク。
 グラデーションを馴染ませたり、彩色面にニュアンスを持たせたりできるのがすごい。



昨年の年末近くの頃、夏に描いた絵に加筆していました。



 小説サイトにて、Farbe「筆のお話」の後日談に添えた扉絵です。
 全体のきらきらした光の粒は公開当時からありましたが、表面にかけた紙の質感や、左側に重ねた高彩度の青などは、加筆の際に加えたものです。
 素材は手作り。ちょうど先日、フォロワさんとの会話の中で素材やツールについての話に花が咲き、以下の画像を作ってお送りさせていただきました。


※クリックで拡大


※クリックで拡大


※クリックで拡大

 2枚目の絵具テクスチャは、お年賀絵の青いほうにも使いました。

 素材作りも、一枚絵として作ったものを素材として活かすのも、それぞれの面白さがあるのを感じます。
 画像での語りに耳を傾けてくださったフォロワさんのたなこさん。本当にありがとうございました!



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本家*ENCRE*にて絵を公開中。
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