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先週、突然の思いつきで作って母に送った、PC用の壁紙。

使用した素材は全て、過去に描いた絵・作ったパターン・撮った写真・スキャンした素材。

切手シート風なのを作ってみたかっただけ。実際の切手デザインはかなり難しいらしい…。

送った壁紙は母に好評だった。送った直後に、右側が窮屈だったなあと反省した。

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本家サイト*ENCRE*の【Others】にある、『Chimney Sweeper』。
この作品の個別ページを作ろうとして、素材を用意したのが3月のこと。
以来「やっぱり個別ページを作るまでも無いかな…」と、計画は一旦おじゃんになっていた。

「一旦おじゃんになった」と言いつつも、また計画が進み始めるかは分からないけれど…。

用意していた素材の一部がこちら。
『Chimney Sweeper』の物語の概要として【Others】に掲載しているのは、
「奇妙な煙突の並ぶ、奇妙な街。煙突の中の不思議な魔法と出会ってゆく、一人の煙突掃除人の物語。」
という文章だけど、
更に突っ込んで述べると、
「ここは、魔法が生き物である世界。各家庭の煙突を使い、魔法を育てている。
 煙突掃除人の仕事は、魔法を育てる環境のメンテナンス。
 建物は本来、玄関から入るものだから、「煙突から入る」彼らが目の当たりにするのは、人に見られないはずだった光景。
 魔法と生きることの真実と現実、そして住民達の内側とは――」
という物語。

前にもお話ししたかもしれないけれど、
『Farbe』では魔法を「個々の持つ不思議な力である」と、
『逆さ橋』では魔法を「ひとつの空間である」と定義した。
『Chimney Sweeper』を考えるときの基になったのは、「魔法は一種の生き物である」という解釈の仕方。
生き物だから生まれ、育ち、死ぬし、
魔法を飼うことも、
魔法を殺すことも、
魔法に何かを教えることもできる。
魔法を飼う人々にとって、魔法はある意味で自身の延長でもあり、それこそ「魔法と生きる」というのが人々の在り方だった。

…というのを分かりやすく見せることに苦心したまま、シンプルな表面だけを伝えて意識的に満足していた、というのが正直なところ。

あれこれ、こねこね考えるのは楽しいけれど、結局自己満足だしな―。

ふと思ったけど、
一番のテーマを「魔法と人々との在り方」としている点で『逆さ橋』と『Chimney Sweeper』は共通していると思った(『Farbe』は「魔法使いの日常」なので異なる)。

また、場所の設定として、
『Chimney Sweeper』では煙突の中、
『Farbe』と『逆さ橋』では隔離された世界、
『まあろ便り』では人知れない湿地、
というように、どれも「隠された場所」に着目しているし、
『いしずかん』『石のいのち』で、石の中に隠されたものを見出そうとしたことも踏まえると、私はどうにも「隠された場所」に興味があるのかな…と今更ながら気付いた。
先週、帰り道で桜の写真を撮ったのを思い出した。
小さなスマホで撮ったら、勝手にピンク掛かったりした。





まな板を買い換えようかなあ。

というのが、最近ちらちら思っていること。
以前住んでいた場所では台所が手狭だったので、極力小さなまな板を使っていた。
今も手狭気味なのには変わりは無いけれど、もう一回り大きいのが欲しいなあ、と思いつつあるところ。

プロフィール画像のような鉱物の写真を撮るときに使っている、大きめぺらぺらまな板は、取り出しにくいし洗いにくいし…。それもあって小さなまな板を購入したのが大学生活序盤~中盤。
以前の住居ではそれで満足していたけれど、
「所変わればまな板変わる」なのか、今のまな板欲に至る。

今、切実に思うのが、調理器具は住宅環境に意外にも影響を受けるのだということ。
場所に余裕があるかどうかでボウルや鍋やまな板等が変わるし、
それらの大きな器具によって、へらや包丁といった器具の大きさも自ずと決まってくる。
調理器具が住む人数に影響されるのは勿論だけど、物理的環境にも影響されるのだと気付かされた。

当面『環境に合った調理器具』を意識してみようと思う。
決して大きく変わるわけでは無いし、現状のままで充分な器具が殆どだけど、
だからこそ『変えることで些細なストレスが軽減される物』を見落とさないようにしたい。

母への返信メールに冗談半分で「桜の写真を撮ったら見せてね~!」と付け加えたら、
翌日さっそく数枚の写真データが送られてきた。

地元の小さなお寺周辺の、桜の写真。
小中9年間、毎日のように見てきた場所だけど、
満開の桜の景色を見たのは『9回』で、
懐かしくもあり新鮮でもある風景が、それらの写真の中に収められていた。

簡単に写真をやりとりできる時代に感謝しながら写真を眺めていた私は、あることに気がついた。

これらの懐かしい景色は、創作として想像する風景に、確かな影響を及ぼしている。

「こういう雰囲気が好きで、つい影響を受けている!」とはまた別で。
心の奥深くの無意識の部分に、影響を受けている。
深く重くひんやりとしたその『影響』は、熱狂的なほうの『影響』に覆い被せられ、
だからなかなか気付かなかった。

地元の景色に影響を受けていることについては度々意識していたけど、
母からの写真にあった風景については盲点だった。
高校時代も、大学時代に帰省した際も、滅多に行かなかったエリアだから。

そういえば先月帰省した際、風景ががらっと変わっていた場所があった。
変わることは無いだろうと思っていた場所なだけに、
こうもあっさりと変わっちゃうんだなと驚かされた。
都度記録に収めるのってだいじなんだなあと、今、改めて思う。

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本家*ENCRE*にて絵を公開中。
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