絵を描くのが好きな祖母へと絵墨のセットを買って贈ったところ、非常に喜んで貰えた。
もともと私も気になっていた画材で、かつて手に入りそうな所までいって結局入手出来ずに終わり、それ以降も頭の隅で気になり続けていた画材。
もし祖母の反応が薄かったら私が使おうかとも思ったけど、興味深そうにしていたので贈って良かったな―と思った。
せっかくなので、その場で一緒に封を開け、試し書きをしてみた。
微かに色の付いた幾つもの墨、乾くと現れる味わい深い色彩を目の当たりにした祖母は、普段使いの筆ペンを持って来た。小さく柿の線画を描き、私に「塗ってみて」と。
私自身初めての色彩に戸惑いつつ塗り上げ、二人して「合作だね」と喜んだ。
帰り際、祖母が「実際にこんな風に塗れるって分かったから、どう使おうかなって色々考えれそうだわ」と言った。
私からしたら、どんな色味か気になっていたから開封を提案しただけなので、思わぬ成果だった。
試し書きはほんの10分程度のことだったのに。絵を描いて見て貰うのとはまた別の充実感があった。
創作の子をクロッキー帳に描いて遊んでいました。
『Farbe』のズィナ。
帽子がアップルパイ。衣装はその場限りでの変更。
別所に載せたのからまた色味を変えてみた。
Photoshopのチャンネルミキサーをほぼ初めて触ってみたものの、いまいち理解できずネットで検索。まだ感覚的に使えるようになるまでが遠く感じるけど、慣れたらかなり便利なツールなのではと思った。
それからトーンカーブで色味を絞ったトーン変更が出来るのを初めて知った…!高校時代から使っているのにどれだけ無知なの自分!
一方で、サイト掲載用の素材作成が亀速度…。締め切りを設定しないといつまでもだらだらと描いてしまう。
間に二度の引っ越しを経ているのに一発で捜し当てた私すごい←
所々印刷の擦れが見受けられるものの、懐かしく思いながらカードをぱらぱら眺めていた。
ここで、カードの本来の使い方が気になった。
「切って使う」と受験期当時もちらっと耳にしたものの、勿体なくてそのままにしていたんだっけか。(結局有効活用できたかは疑問だし、買った方が良いと言われて買った程度)
改めて調べてみると、やはり切って並べて色の仕組みを勉強するための道具だったようで…
それから補色の調べ方…これは切らなくても使える…!
せっかく引っ張り出したのも何かの縁な気がした。
高校時代の体育館シューズの寿命が尽きた。
高校卒業後は特に使われることも無く放置され、現在の仕事に通じる資格取得の講習にて再び使うようになり、そのまま職場でも履き続けた靴。
『もう』壊れたのか、『ようやく』壊れたのか、持ち主でありながら私には分からない。
ただ、
「あ、本当に壊れるんだな」
と思った。
いつもは靴の寿命がすぐ訪れるのだけど、この体育館シューズは何故か「高校3年間は使える」と信じて疑わなかったし、実際に3年間びくともしないまま卒業したものだから、「いずれ壊れる物だ」という意識がすっかり遠のいていた。
3年間+1年にも満たない期間を経て、この靴は役目を終えた。
こう書くと結構ギリギリの状態だったと思いがちになるけれど、
時間単位で計算すると高校3年間と同じかそれ以上履いていたのではと気付く。
(当時は体育の時ぐらいしか履かなかった)
だから靴にとっては、役目を終えて隠居したと思ったらいきなり引っ張り出されて生涯働き続けることになった、みたいな感覚だと思う。
本当、お疲れ様でした・ありがとう御座いました。
次期の靴、実は講習開始時に買ってあったんだなあ。
地元で購入した後で、「そういえばあの靴、使えるかも?」と再び履かれることになったのが、かの体育館シューズだった。
先日、知り合いの方(80代)から、
「人生で大きな夢を描くのはよしなさい。実現するのは難しいんだし、実現できないのを苦しく思うことになるんだから」
と、教わった。
これまでは「夢は大きく持つのが良い」という価値観を多く耳にしてきただけに、この見方は意外だった。「夢を大きく持つから意欲的になれる」というのに関しても、小さな夢でも良いんでない?と書きながら思ったぐらいには、自分は何も分かっちゃいなんだと思う。
かくいう私も人生において実現しようとする一本の大きな目標がある訳では無い。ただ、終わる時に後悔しないようにはしたいという程度。
もし今後、たまたま描いたのが大きな夢だったとしても、実現に追われること無く自由でありたいなあと、ぼんやり思った。