先日、実務者研修の通学講習の全日程を終えました。修了証明書を早いところ申請しないと…。
さて、記事タイトルについての話。
別所に上げたらくがきから、微妙に加工しています。
【Farbe】に登場する、ユイユ・フッセ。
本家サイトでは『なぞなぞ石』の絵に登場しています。
先代であるフッセが持っていたとされる魔法道具を探すというお話で、その魔法道具は『転換石』と呼ばれる物でした。得意分野における魔力を、不得手分野における魔力に置き換える事で、魔力不足を補えるというその石は、魔力不足に悩むユイユの救世主となり得る存在でした。
遠い昔の先代が使っていた魔法道具を探すのは一筋縄ではいかず、その石を使わずに魔力不足を補う方法を探したり、その過程でフォンエのいる工房にお世話になったり、補助魔法道具を作成したりと、試行錯誤することに。
結論を言えば、ユイユにはただ一つといえる得意分野があり、しかしそれは目立ったものでは無く、本人もこれまで必要としなかったものの為、誰にも気付かれること無く、「魔力の低い未熟な魔法使い」というのを自他共に認めていたというだけで。その分野とは、「モノの『声』を聞く事」と、「モノに自身の『声』を届ける事」。声を持たざるモノと対話をする事でした。
『転換石』を巡って色んな魔法使いが動き、『転換石』も様々な魔法使いの手に渡り、ユイユが最後にそれを得る時に、魔力の無理が祟り、これまで使っていた杖や、工房で作った補助魔法道具は壊れてしまいます。後に『転換石』とそれらの魔法道具を併せてフォンエが作り変えたのが、絵の中でユイユが手にしている杖でした。
色々端折りすぎて、上手く伝えられたか不安ですが…。
絵は後日談で、ユイユが今でも対話魔法を専門としている事、かつては専門すら見つからず自信の無い未熟な魔法使いだった状態から成長した事を描きたかったらくがきでした。何故なら今日、ユイユの誕生日。
ちゃんとした形での公開の宛ての無いテキストファイルがそれなりに溜まっていますが、なんといっても高校時代からスローにスローを重ねたペースで書いているので、色々と…公開が憚られる事情があるんですよね…。『転換石』の話は大学卒業時に書き上げました…